現地確認(内見、内覧)での持ち物

1.はじめに

戸建ての現地確認(内覧、内見)ではどんな持ち物が必要なんでしょうか?
必要なリストはこんな感じになります。

2.服装

持ち物ではありませんが、安全のために以下は装備していきましょう。
・長袖
・長ズボン
・室内シューズ、スリッパ
・マスク
・防じんメガネ
・手袋(軍手、グローブ)
・帽子

安全対策の他に、草木・クモの巣をかき分けて突進する必要があったり、動物・虫の死骸を気にしないようにしたりすることへの精神的負荷軽減の役割もあります。
肌の露出を極力少なくするために長袖、長ズボン、帽子、手袋、マスクの装備は基本になります。

不動産会社の方が土足でどうぞと言われる場合もありますが、何も言われない場合は土足はマナー違反です。
屋内に入る場合はスリッパか室内シューズを準備して履き替えるようにしましょう。
床が抜けていたり虫や動物の死骸がある場合もありますので、屋内シューズを準備しておくと安心です。

屋根裏を確認する場合は防じんメガネがあった方が良いです。
屋根裏はホコリの量が尋常ではありません。
ホコリの中を突進するのでゴーグルタイプの防じんメガネ(防じんゴーグル)がおすすめです。
写真は山本光学YG-5200で900円ほどになります。

手袋についてですが、軍手より背抜きのグローブ(手のひらがゴムで手の甲が布地)がおすすめです。
写真はショーワグローブで300円くらいになりますが、100円均一のものでも十分です。

3.メジャー、レーザー距離計

接道が2m以上ないと再建築不可になってしまうので、計測するためには必須のアイテムです。
実際に図ってみると2m未満だったりすることも、稀にあります。
不動産会社に任せずに自分で計測しましょう。
また、セットバック確認(道路の中心線から2m以上あるか)の確認でも使用します。

DIYでも使えるように幅広の5Mくらいのものを選んでおくと良いです。
写真はTJMデザイン(タジマツール)のセフコンベG3ゴールドロック25で3000円ほどです。
ベルトに取り付けて、ワンタッチで取り外しできるので、DIYの際にはとても重宝します。

また、レーザー距離計も手頃な値段であります。
一人でも一瞬で距離計測が行えるので持っておくと重宝します。
写真はBOSCH ZAMO3で9000円ほどです。

4.カメラ

後で確認するために写真はたくさん撮っておいたほうが良いです。
特に屋外の場合、写真を見て問題箇所が見つかる場合も多いです。

スマホのカメラで十分なので良いカメラを購入する必要はありません。

5.ライト

主に床下や屋根裏の確認の際に使用します。
また、電気が通っておらずに室内が暗い場合も使用することが多いです。

スマホの機能で十分ですが、こんなもの(ELPA 朝日電器 LEDワークライト 1200円ほど)を購入しておくとDIYでもつかえて便利です。

6.プラス・マイナスドライバー

何かと必要になることがあります。
固着している水道メーターの蓋を開けたり、畳の下を確認する際にも使いますし、
浄化槽の中を確認する際にも使います。
※浄化槽の確認の際はマイナスドライバーが2本あった方が便利です

写真はベッセル ボールグリップ貫通ドライバー 1つ600円ほどです。DIYの際にもとても使いやすいので買っておいて損はありません。

7.バンドエイド

現地確認では危険がいっぱいです。
床下や屋根裏を確認する際に木部のささくれで手を切ってしまうこともありますし、床が抜けて足に擦り傷を負ってしまうこともあります。
俺は雨戸と床下収納を開ける際に固着していて、それぞれで爪を剥がしてしまったことがあります。
少なくともバンドエイドは数枚持っておきましょう。

8.水

夏の現地確認はとても汗をかきます。熱中症対策のため水分補給はしっかりしましょう。
外壁塗装や屋根塗装の撥水確認の為に使用することもあります。
また、怪我をした際に汚れを洗い流すのにも使用します。

9.さいごに

現地確認で必要なものはあげればキリがないです。
色々とあった方がいいものはありますが、一番重要なのは実践することです。
安全装備は重要ですが、メジャーやドライバーがなくても大丈夫です。

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